二つに引き裂かれたアンナ
ねらい
この本では、アンナが(親の)双方の家とうまくやっていけない、という問題がテーマとなっている。アンナが遊んだり学校に行くときに必要なものは、いつも、他方の親(居ない方の親)のところにある。親が離婚した子どもたちは、双方の親と集中的に接触しなければならない。こうした問題は、よく知られた問題でもある。
手引き
子どもたちと一緒に物語を読む。そして、子どもたちがこうした状況をどのように経験したか、ということについて話し合う。次のような問いを立ててみる。
● 君たちも、自分が今いないところに、自分の物がある時ってあるかな?
● アンナはどんな風に感じていたのかな?
● こういう気持ち、君たちも分かるかな?
● 君たちの親は、どう答える?
● 何が君たちの助けになるかな?
パパは今ハインリッヒ通りに住んでいる 児童文学、大人一人で対応可、グループワーク
教材 マール,N./バールハウス,V.:『パパは今ハインリッヒ通りに住んでいる』、1990.
ねらい
この物語は、母親の家の諸変化、父親の新たな始まり、男の子たちの気持ちをはっきりと描写してくれている非常に現実的な物語である。これらの話題に直接的に直面させることは、それに耐えている子どもたちにとって、適切であろう。より小さな子どもは、しばしば、自分をブロックしているので、動物などの別居のお話の方が良いだろう。
手引き
子どもにこの物語を読み聞かせして、この本について話し合って、最後に、子どもたちに、この物語から感じる何かを描かせてみる。
わたしたちみんなバラバラ
年齢 5歳から10歳
教材 コール,B 『わたしたちみんなバラバラ』、1997
ねらい
この本は、子どもたちが親に働きかけて、別居させる、というイギリスのすごい別居の物語。とりわけ、家族や友人たちのあいだで、結婚を取り消す(ent-heiraten)、という共通のセレモニーは素晴らしい。人が自分のパートナーとの間でギクシャクしているのを感じ、同時に、唯一の正しくて可能な解決策として、別居を示し、牧師が与えてくれた祝福といったセレモニー的行事を終えた時、通常、人はどのように発達し、自分の不利益をかえていくのだろうか。この事を示しているのが、まさにこの素敵な本なのである。翻訳書のタイトル(原著は『すべてふたつ』)はふさわしくない。意味に即して言えば、『わたしたちはすべてが二重となった』、と言わなければならない。離婚後の子どもたちの利点は、家が二つになるということと、すべての利点を二重に楽しむことができる、という点にあるのである!
手引き
物語を子どもたちに読み聞かせる。そして、それについて語り合い、最後に、子どもたちにこの物語から何かを描かせる。そして、別居の過程の中でも、幾つかの点ではより良くなった、ということを、子どもたちに伝える(重たい空気が少なくなり、誕生日やクリスマスのプレゼントが増えた、など)。
割れた花瓶
年齢 8歳から10歳
教材 物語
ねらい


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